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<<   作成日時 : 2007/12/05 15:00   >>

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湯治3日目。この業界では一番疲れがでる日と言われています。これは常識なのです。私は3日目はホームシックにもなる。最悪です。温泉になど入りたくないし、お散歩にも行きたくありません。

でも、遊びに来ている訳ではないと重々自覚しているので、体と精神に鞭を打って朝6時過ぎに温泉へ。やっと出会えました。自在館へ5年間月一ペースで通われている本物の湯治客に。彼女は私の母親の年齢です。

彼女は「これもお仕事よね」って。つまり温泉療養は自分に課した義務。私と同じ2時間を一日に3セット。「本当にお仕事ですよね。羨ましいと思う人はおやりになったら分かりますよね」と私。「そうよね」って彼女。
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朝食、偶然相席で楽しくおしゃべり。お互い病名は告げずに自己紹介。彼女は5泊で今日お帰りになる日。「ずっと素敵な笑顔って思っていたのよ」って。うれしい「うるさかったでしょ?ごめんなさい」と私。「全然そんなことないわよ」って肩肘張らず、大きな器で私を受け入れてくれて人生経験積まれてこられたオーラ。私が素直に「はい。」と言える素敵な女性。

食事が終わってお手手つないで写真撮影。お手手が優しくぎゅっと私を握ってくれた。この時、季節ごとに自在館へ通うと決めた瞬間でした。通い続ければ彼女にいつか会える。
彼女が言ってくれた「あなたは誰とでも訳隔てなく仲良くされて、年とった私でもできないのよ。ちゃんとした家庭に育てられたのだと思った」私は「あれはいいのか悪いのかわかりません」「素晴らしいことよ」「・・・・

主人は「敬ちゃんを育て上げたのは僕だ」ってずっと言ってた。主人のおかげだね

昨日の7名様に誘われた中で目からうろこの感謝のお言葉「私はプラスとマイナスが両極端すぎて困っちゃうのです」とご相談。一人の女性が「それを悪いと捕らえなければいいだけでしょ?」本当に目の前が一気にクリアーになった瞬間でしたありがとうございました。深く心からの感謝であふれております。

体が辛くて外に出たくなくて温泉にも入りたくない。でもお腹が物凄くすきます。温泉が体に効いている証拠で朝食は完食です。でも、温泉に入りたくない。行ってしまえばいいのでしょうが、部屋からでれないのです。

朝食後のお散歩サボりました。お部屋の中で写真撮影しました。
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3泊4日冬直前の荷造りです。だいぶ旅慣れました。山梨へは車でしたから、あまり意識せず大荷物。お兄さんの所へはヤマト運輸の一番大きなダンボール2箱を送っていた時もありました。物凄い進歩ですそれでも使わないものもあります。まだまだ荷造り洗練させます。
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冬のお散歩グッズです。マフラーは私の手編みです。編み物大好き高校生の頃から冬の彼氏にはセーター編んでいました。主人にも父親にも編みました。主人はこだわりがあるから手編みのセーターは着てくれません。どっかにあるはずです。ポシェットはエルメスです。治療中に哺乳瓶を提げて病院から帰ってくる時に‘楽しい気持ちで治療を’で主人が買ってくれましたが、私は治療グッズなのでアレルギーがあるのですが、使い勝手がいいので、我慢して使っています。私の宝物のライカです。
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温泉グッズです。山梨へ初めて温泉療養へ行った時からのタオルです。穴が開いてしまって、着色し始めていますが愛着があってチェンジできません。
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私のお部屋のある旧館の廊下です。朝8時の映像で右からの光は朝日です。素敵な歴史を感じる廊下とお部屋でしょ隣の隣のお部屋のおしゃべりや隣の部屋の男性のいびきもクリアーに聞こえてきますが、この素晴らしい建物に価値を見出せれば全く問題ありませんよ

本当に体が辛くてお昼ご飯は食べられませんでした。でも温泉ノルマだけはこなします。
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一番お気に入りの霊泉したの湯の脱衣所です。空間も時計も素敵です。歴史を感じますが、再建したとの事。教えてもらわなければ本当に江戸時代の人も入った温泉と感じられますよ。12時過ぎから入浴。体も心も辛くて、一番忘れるべきどうでもいいことを思い出してしまった私が通っている島の2人の叔母達の言葉。去年の6月赤ちゃんの頃から夏になると帰省していた島へ20年ぶりに行こうと思い立ち、旅館と漁師に嫁いだ叔母に電話「事情は聞かないで女一人泊めてくれる旅館を紹介して」私は世間知らずで、その当時女一人を泊めてくれる旅館はないと思っていた。「どうして、もう一人の叔母の家に泊まらないの?」「根掘り葉掘り聞かれたくないことがあるから、旅館に泊まりたいの。日程決まったら連絡するから、お願いします」数週間後船の予約をとり、再度電話「船取れたから6月30日の船よ。旅館どこかあった?」「もう一人の叔母はうるさい事言わないからあそこに泊まりなさい」
狭い島。親戚沢山いるのにお金を払って私が宿に泊まったのがバレたら、叔母達の顔が潰れる。「分かった。早かれ遅かれだから言っとくね。私癌になって2回手術して抗癌剤治療もしているの」その時にその叔母の言い放った言葉「周りに癌の人がいて、お父さん(私のおじいちゃん)癌で死んだって考えていて、まだ誰も身内に癌の人がいないなって考えていた矢先なの。そう。敬ちゃんが身内の分全部背負ってね」「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」返す言葉もなく、その当時より今はもっと、病状が進んでいて治療もハードなものに変わっている。‘背負うって何よ。あなたの方が私より長く生きているのだからあなたが背負えばいいでしょ’今の私の正直な気持ちです。

そして6月末から一週間程もう一人の叔母の家に泊まりました。色々あって言いたいことは山ほどあるけど、あえて一言と言われれば「あなたは病気を理由にわがまましているだけ」
そして、世間のルール違反をしている私に対して先日お兄さんのお家にステイさせてもらっている最中、主人にクレームの電話をかけて、沢山いいたいことあるけど主人にむかって「あの子の苦労は苦労なんかじゃない」癌になって3回お腹開いてかなりヘビーな抗癌剤治療している私の環境を病気をしていない健常者が私の苦労が苦労じゃない・・・。

これだけ言われて身内は大切なんて私に言える人がいるなら私にかかってきて欲しい。たまらなくなって、母親に電話。上の事を全部伝えて「私が死んだらあの2人の叔母に電話して敬ちゃんからの遺言でお香典も拒否するし、葬式にも来てくれるな。と必ず伝えて」と約束してもらった。

私には血縁など関係ない。病気して一番役に立たず不愉快な思いすらさせられたのは血のつながっている人たち。クレームを上げた2人の島の叔母達以外も、あたらぬ神にたたりなし状態。自分達がかわいいから?私が怖いから?健康だから分からないから?常識ないのは血だからお互い様。でも、あなた達には心がない。

自分をどんどん追い込みながら涙ぽろぽろ落ちてきた。2時間のノルマだけは守ると思ったが、ラスト15分耐えられなくなって、30分程前にお一人で温泉に入ってきた50代半ば過ぎの女性に話かけた。「私は2時間目標でラスト15分耐えられないのでおしゃべりいいですか?」と聞いたら「喜んでいいわよ」って

色々話して私が「お病気ですか?」(これも温泉療養の専門用語かも。使う時には相手を見てから使わないとやけどしますよ)と伝えたら「いいえ」と彼女。「それでは転ばぬ先の杖ですね」と伝えたら「どんなに転ばぬ先の杖をやってもね、病気になる時はなるのよ」「・・・・。では人生楽しみでこちらにいらしているのですね」と私。そしたら彼女は「そうよ!!人生は楽しまなくては」本当にそう思う。病気になる前から‘人生楽しむ’できていたら病気にならなかったかもと心の中でおもった「あなたは?」と彼女に質問されて即「転んだ後です。はっはっはっ」「転んだの?」「はい」「がんばってね」「ありがとうございます」選ぶ言葉と言葉の後ろに隠されている何かから‘かなり近い身内に私と同じ病気の方がいる。か、いたか。「病気になる時はなるのよ」は経験の上での言葉に違いない。15分経過したので、御礼を伝え部屋に戻った。

翌朝、私の想像力に彼女自ら答えてくれた。早めのご帰宅のようで着替えて彼女は男性とフロントにいらしっしゃるのを発見。「昨日はありがとうございました」と私。あっ!という顔をされた後、私の耳元で「主人が転んだのよ」と教えてくれた。「あなたは大丈夫。主人は2回切ったけれど生きているから」って。私は「そうかと思っていました。あの時伝わってきました」と正直にお伝えした。彼女と私の距離感が縮まり、立場は違えど‘仲間’と感じあえた瞬間だった。握手をして「また、逢いましょう」と言ってくれました。たった15分のコミュニケーションでしたが、心が通じ合うのに時間は関係ないのだと経験して私もいつか、お逢いしたいと思いました

昼抜きの2時間温泉の後、ちゃんとお腹がすいて夕食まで3時間あります。軽くお菓子を買おうと思い‘さきイカとカシューナッツ’を購入(ビールは我慢したよ)フロントでお金を払う時に、「本日お帰りになられたお客様からこちらをお預かりしております」で白い2つ折の紙を渡された。一瞬‘クレームか?’と眉間にしわがよりましたが、中身をチラッと見たら、私と一緒にクレーム言われてしまった2歳年下の美しい女性からのお手紙でした。一度だけ温泉に一緒に入って楽しい時間を過ごしましたがその後はお会いできませんでした。私の歴史あるお部屋を見せてあげると約束したのですが、行き違いでお会いできなかった。‘また、どこかの温泉場でお会いできる事を楽しみにしています’本名入りのお手紙でした。粋なお手紙は初めての経験ではないけれども、すごく嬉しかった。私のお名前伝えたかな?このブログを見てくれることを願います

3日目の終わりに近づき次第にパワーアップあっという間に夕食の時間
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今晩が最後の晩餐です。小さなビールとウメッシュは陶芸で盛り上がった彼女へチョコクッキーをお別れの時に差し上げたら、わらしべ長者の如くプレゼントしてくださいました左側の冷酒は初日に飲んだ緑川の生酒です私が苦手と感じた香りがなくて、ドライで飲みやすく五臓六腑にしみわたる感じ冷酒だから飲みやすくて‘くいっくいっ’と調子にのるとあ・ぶ・な・い
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糸瓜の酢の物(なます瓜)です。初めてだと思います。湯がくと、写真のように一本一本糸のようになるそうです。湯がき方でシャキシャキになったりならなかったりだそうで、ちょっとだけメロンの味がしました。糸瓜自体に甘味があって、とても美味だし綺麗な色です

9時を回ってから本日最後の温泉へ。ぴっちり入るつもりが、30分を過ぎた頃突然主人の最近の行動が頭にひらめき、嫌な予感が・・・やはり、自分の事より主人の事のようでノルマを捨てて主人に電話。予感は的中携帯圏外か?切ったか?連絡がつかないそこからの事は今度時間のある時に。結果だけお先にお伝えします。あらぬ想像は私の間違いだったのですが、私は主人のいつも同じ友人関係に対する回数の多いお付き合いに辟易していて、はっきりと提言。かなりのバトル後、主人が納得反省してくれました遊ぶな。などとは言いません。遊ぶ相手を選び、今後、経営者としてプラスになる空間と人間にお金と時間を使うべきで、高校の同窓生などとは年一忘年会だけで今は充分。

夜中の1時を回ってやっとバトル終了。会話でのバトルは壁が薄いのでご迷惑かけちゃうのでNGです。携帯メールでのバトル意外といいかも無駄なく本当の言葉だけ。怒りがめんと向かう怒りとは違って理路整然。終わった後に読み返して反省したり、いい言葉だと思ったり。今度家でめんと向かってメールの喧嘩してみよっと

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2007/12/09 00:11

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